熱を反射する玉受けネットで秀品率アップ!
栃木県芳賀郡にある「美土里農園」様で、
「バロンスクリーンホワイト涼風(以下涼風)」をイチゴの玉受けネットとしてご使用いただいてます。
導入に至る課題と効果についてご感想を伺いました。
黒マルチによる高温障害、液だまり、秀品率が課題
ーーー導入のきっかけとなっていた栽培の課題を教えてください
黒マルチは栽培にとって必要な資材ではありますが、
黒マルチが熱を持ち、接触したイチゴの実が軟化(=柔らかくなる)してし まい(高温障害)、
B品が多くなる課題がありました。
また、薬剤・肥料散布から発生する液だまりによって、イチゴにマルチが張り付き、
色味の低下につながることもしば しばありました。
そうなると、せっかくのイチゴが、加工品に回さざるを得なくなります。
可能な限り秀品率を上げて出荷したい、とい うのが以前からの課題でした。
『涼風』の使用方法と効果は?
ーーー資材の使用のタイミングを教えてください
まずは、苗がしっかりと育ってから、黒マルチを敷設します。
その後、花芽をみて、「育っているな」と確認して、
涼風を敷設しました(10月末頃)。
地温を上げることで、根の張りをよくする効果がありますが、
温度が高すぎると今度は花があがってこない。
生育状況をしっかり観察して、資材を使用するタイミングをはかっています。
ーーー『涼風』導入後の使用感はいかがでしょうか?
涼風を敷設した後は、課題だった高温障害で実が軟化してしまう問題に効果が感じられ、
秀品率も約10%UPしました。
マルチに直接実がつかず、実がべたべたにならないのがとにかく良かったです。
シートがすのこ状になっているので、水分がたまりにくいんだと思います。
白色が見やすく、採り残し防止に
ーーー色が「白色」という点も気に入っていただいているとか?
黒色よりも、イチゴの赤が映えて実も見やすく、収穫時に採り残しも少なく作業性も向上しました。
採り残しがあると、腐った実が虫を媒介し、病気のまん延にもつながってしまうので、収穫時に見やすいのは作業者 として嬉しいですね。
当園の場合は観光農園なので、”見た目も明るくなり、キレイ”といった点も気に入っています。
遮熱性が高い理由とは?
さて、この「バロンスクリーンホワイト涼風」ですが、遮熱性が高い理由があります。
この糸は、とても柔らかいだけでなく、特殊な構造でもって、赤外線の反射を高くしています。
各波長の反射率をグラフに示しました。

一般的な白い遮光ネット(他社A・他社B)と比べても、赤外線領域の波長の反射率が高いことが分かります。
(美土里農園様が使用されたのは、MF60です)
赤外線は、熱に関係する波長です。この波長の光を高く反射しているということは、遮熱性が高い資材であるということです。
美土里農園様で、イチゴの品質が良くなった理由の一つは、この高い遮熱性にあります。
イチゴの栽培初期と後期の気温は、年々高くなっています。
「バロンスクリーンホワイト涼風」が、皆様のイチゴ栽培に役立つのであれば、とても嬉しい限りです。